空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ワリモ岳と鷲羽岳

写真 水晶岳から見た夕暮れのワリモ岳と鷲羽岳 水晶小屋から見るとワリモ岳と鷲羽岳が並んで良く見える。ワリモ岳が稜線上の小ピークだが、鷲羽岳と比べて遜色がない。共に尾根の西側の黒部川の源流は緩らかだが、東側の湯俣川の斜面は急角度で、非対称山稜…

水晶小屋

写真 暮れ行く水晶岳(黒岳) 3日目 8月3日(木)快晴 水晶小屋は、鷲羽岳、雲の平、赤牛岳、野口五郎岳からの登山道が交差する縦走路の要に位置している。標高2,900メートルの尾根の上のわずかな平地に建っている小さな小屋で、収容人数が少ないので予約…

上高地から親不知の縦走の様子のブログ

上高地から親不知まで17日間で縦走する様子を、山の上からブログに書いている方がいらっしゃいます。見事縦走に成功されたので、トラックバック先を御覧になってください。

3度目の至仏山

至仏山は2度敗退している。1度目、10月最後の週末に行ったら初雪が降った。(ほんとはテントが重くて尾瀬ヶ原で遊んでしまった)2度目、6月最後の週に夜行快速 尾瀬ハイク号で沼田からバスを乗り継いで鳩待峠から入山したが、途中残雪に阻まれて敗退した…

鷲羽池と硫黄尾根

鷲羽岳に登っていくと、山頂近くになると眼下に鷲羽池が見えてくる。周囲の地形は、カールとは違って凹地になっていて火口のように見える。槍ヶ岳の手前にある荒涼とした硫黄尾根とともに、どうしてこんなところに火口があるか不思議に思っていた。 同じよう…

台風10号 対馬海峡へ

台風10号は宮崎県に上陸後、まる一日かけて九州を縦断し対馬海峡を北に進んでいる。水蒸気画像を見ると暖気核が明確でなくなり、円形から北東ー南西方向に引き伸ばされて温帯低気圧化が進行している。 リアルタイムレーダーでは、南海上から暖気が入る四国…

酒匂川の増水

画像 防災情報センター リアルタイムレーダー 関東 9時30分(引用) 17日の午前11時から正午にかけて、酒匂川が急に増水し25人が中洲に取り残され、2人が川に流されて亡くなるという痛ましい事故が起きた。神奈川県の松田土木事務所管内の雨量概況…

台風10号停滞

台風10号は、宮崎市附近に上陸し、九州を横断して熊本市附近で停滞している。水蒸気画像を見ると暖気核は不明確になっているが、全体の雲の範囲が広がっている。中心の東側は水蒸気の補給が止まっているが、 西側は海面水温が高い東シナ海から水蒸気が補給…

環境ホルモン(内分泌かく乱物質)

えだひろさんのブログでNHKの「ためしてガッテン」で環境ホルモンが取り上げられたことを知りましたが、環境省の検討会で「環境ホルモンが人に作用する恐れはない」との報告が了承されたとのことです。以前、NHK特集で大きく取り上げられましたが、世論のミ…

台風10号 九州縦断の進路

水蒸気画像を見ると台風10号は、九州への上陸を前に中心の暖気核の構造がしっかりしてきている。 気象庁では、明日九州を縦断し日本海に抜ける進路予想をしている。台風の南側の海面から水蒸気の補給を受けているため上陸後も構造を維持し、日本海に抜けた…

シュナイダーの火山分類

中学生の教科書に載っていたような気がしますが、火山学の学術用語では死語とのこと。 地理学は進歩しないなあ。あと、活火山、休火山、死火山も使わなくなった。 コニーデ=成層火山 トロイデ=鐘状火山 ホマーテ=臼状火山 アスピーテ=楯状火山 ペジオニ…

日本の第四紀火山

日本の活火山の写真と噴火災害記録のページ。 独立行政法人 産業技術総合研究所 地 質 調 査 総 合 セ ン タ ー 日本の第四紀火山 http://www.aist.go.jp/RIODB/strata/VOL_JP/index.htm 日本の活火山 http://www.aist.go.jp/RIODB/strata/VOL_JP/act_map.ht…

焼岳

昨日は、夜行日帰りで焼岳に登ってきました。台風の影響が気になりましたが、北アルプスは晴天で、山頂からは穂高岳の吊り尾根、槍ヶ岳から西鎌尾根、大きく連なる笠ヶ岳、白山の連峰、なだらかな乗鞍岳と360度の展望に恵まれました。 早朝のバスで6時に…

台風10号の中心

リアルタイムレーダーの範囲に台風10号の中心が入ってきた。動画で見ると中心が回転しながら北東方向に進んでいるのが分かる。台風の中心から離れた関東、東海、紀伊半島、四国の太平洋側の南東斜面に降雨域が広がっている。 日本850hpa風・相当温位12・24…

迷走台風

台風10号は、太平洋高気圧の間を進み指向流を失い、迷走気味にゆっくり西に進んでいる。水蒸気画像を見ると、中心の南側に活発な雲を伴っている。停滞気味のため長い時間水蒸気を供給して、同じ場所で雨が降り続く恐れがある。 ウイスコンシン大学 Steerin…

穂高岳

焼岳から

台風10号の進路

ウイスコンシン大学のページのSteering Layer: 300-850 hPaを見ると、太平洋高気圧が四国、山陰地方で分断されている。気象庁の台風情報では、18日9時に四国沖を予想している。 ウイスコンシン大学 Steering Layer: 300-850 hPa http://cimss.ssec.wisc.e…

藤原の効果 相寄り型

藤原の効果と言うと、二つの台風の相互作用で、北半球では反時計回りで二つの台風が回転すると言われている。実際には、二つの台風の勢力の違いで複雑な動きをする。 藤原の効果は、相寄り型、指向型、追従型、 時間待ち型、同行型、離反型に分類されている…

東京の停電

朝から東京の一部に停電が発生し、交通機関にも影響が広がった。原因は人為的なウッカリミスであるが、影響がこれだけ広範囲に広がるとは、誰も考えていなかっただろう。現在の社会インフラが電気の供給を前提としていて、複雑な系を経て思わぬところに影響…

岡本太郎の壁画

岡本太郎と言えば、大阪万博の「太陽の塔」と、「藝術は爆発だ」と叫ぶCMで訳の分からない藝術家であると思っていたが、汐留で巨大壁画「明日の神話」が修復されて展示されている。 権威と対極の藝術家が、こんな形で崇拝されるとは、本人も苦笑しているの…

もんじゃ焼

大江戸線で門前仲町の隣の月島は、最近「もんじゃ焼」で売り出しているという。下町の商店街という風情の街中に何軒も「もんじゃ焼」の専門店がならんでいる。元々下町の駄菓子屋のこども相手のおやつという思いがあるが、1人前1000円近い別物に変わってい…

横綱力士碑

帰省ラッシュとは裏腹に、この時期の東京の人口はいつもより少なくて、都心の道は空いている。都営地下鉄のワンデーフリー切符を使って門前仲町の富岡八幡宮に行ってきた。境内の一角に横綱力士碑があり、歴代の横綱の名が刻まれている。他に「巨人力士長身…

台風11号が発生

台風11号が発生しました。 平成18年 台風第11号に関する情報 平成18年8月14日10時25分 気象庁予報部発表 http://www.jma.go.jp/jp/typh/20060814102608_0611.html 台風経路図 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0611.html JTWC http://www.npmoc.…

12WにGW

フィリピンの東の熱帯性低気圧にGW(海上強風警報)が出された。 JTWC http://www.npmoc.navy.mil/jtwc.html http://www.npmoc.navy.mil/jtwc/warnings/wp1206.gif 気象庁のページ http://www.jma.go.jp/en/typh/ Tropical Cyclone Information Tropical Depre…

硫黄島 玉砕戦

サイパンが陥落した昭和20年2月に、米軍により硫黄島の上陸作成が始まったが、2万人の日本軍守備隊は、縦横に伸びた地下壕を構築し持久戦により捨て石となって、本土への攻撃を遅らせる作戦をとった。米軍上陸後、地下壕で火山の地熱と、補給を絶たれ飢…

台風10号の構造

赤外画像を見ると台風10号の北東側から大きく回り込む雲の構造を持っている。今後は、北上に伴い西進するが、FXJP854を見ると15日00UTC(日本時間9時)には、下層の相当温位342K線が関東地方にかかり、先行して影響が出る可能性がある。 気象庁のページ…

水晶岳

水晶岳は縦走路から外れた尾根上にあるが、鷲羽岳から見ると別名黒岳のとおり黒々と大きな姿で聳えている。鷲羽岳からは目の前のワリモ岳の西側を巻いて、水晶小屋へのゆるやかな道が続いている。しかし、日が高くなり直射日光の照り返しで暑い。水晶小屋へ…

台風10号が発生

台風第10号が発生しました。 http://www.jma.go.jp/jp/typh/20060813155350_0610.html 平成18年 台風第10号に関する情報 平成18年8月13日15時55分 気象庁予報部発表 台風情報 http://www.jma.go.jp/jp/typh/0610.html 米軍予想 Joint Typhoon…

雷三日

家にいると様々な気象情報が入手できるようになったが、いくらユビキタス社会が進んでも、山の上で得られる情報は限られている。雷の発生の目安として、9時10分からNHK第二で放送される気象通報で、6時の御前崎と富士山頂の気温差がある。 山での行動…

日本の原爆開発計画

同じく、広島の原爆の日の番組、日本の物理学の育ての親という仁科芳雄氏が、戦時中に理化学研究所(理研)で、陸軍の依頼で原爆開発の「二号研究」に従事したが、戦局悪化により原爆完成を断念した事実を、当時の研究者の証言で明らかにした。 戦局の悪化に…