空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

2012-10-23から1日間の記事一覧

蒸気機関車

中央のターンテーブルに停まっている蒸気機関車は、正午になるとターンテーブルが回転し、途中で圧縮空気を使った汽笛が大音量で響きわたります。汽笛は五室に分かれた構造になっていて、長さの違いで和音で響き、空気の強弱と持続時間で、和音の音質が変わ…

ヘッドマーク

2階に上がってみると、1階の展示の全体がよく見えます。壁には年表に合わせてヘッドマークが飾ってあります。特急へいわ、はとに始まり、つばめ、1984年のさよなら高砂線、1987年のさよならJNR、こんにちはJR、最近まで走っていた富士・はやぶさ、能…

機械式気動車

入り口近くには、戦前に実用化された気動車が展示されていて、車内に入ると木製の背もたれのボックスシートが並んでいます。機械式気動車とは、自動車のマニュアル車と同じで、クラッチペダルとシフトレバーの切替で変速するディーゼルカーです。戦後、各地…

電気機関車

屋内展示に戻り、あけぼののヘッドマークをつけた電気機関車は、現在の上越線、羽越本線経由の寝台特急あけぼのではなく、東北本線経由し福島から板谷峠を越えて奥羽本線経由で青森行きだった頃の姿で、イギリスから輸入した無骨な電気機関車や、横川~軽井…

特急色

屋内の展示室から外に出ると、特急とき・特急あさまが並んでいて、車内が開放されて休憩室になっています。上越新幹線、長野新幹線が開通するまで走っていた特急で、現在では臨時快速ムーンライト信州として走っているので、車両としては珍しくはありません…

東海道新幹線

展示の奥の方に新幹線の先頭車両と東京駅のプラットフォームが再現されていて、30分毎の発車時刻表が掲示されています。隣の別館にも最近公開された新幹線があり、床下にある遮断機や抵抗ブレーキが間近に見られます。 新幹線の開業に先立って、試験試運転…

貨物列車

壁際にはヤード内の入換え用のディーゼル機関車があり、運転台をのぞくと運転手は横向きに座り、前進、後退で体の向きを変える必要のない配置になっています。貨物輸送が、雑多な貨車を行き先別に仕分ける作業は手間がかかり、武蔵野線には巨大な自動ヤード…