東海道本線 柏原駅

　近江長岡駅から先は、伊吹山から背を向けて線路は大きく南下します。並行する新幹線はトンネルで滋賀県と岐阜県の分水嶺を越えますが、明治時代に東海道本線が開通したときは、関ヶ原駅から現在より北を通って長浜駅から琵琶湖を船で連絡したいました。
　その後、米原駅経由で醒ヶ井駅、近江長岡駅経由のルートになり、勾配を緩和するために再度ルートが変更になり柏原駅経由になりました。
　柏原駅には、今は使われていない長い退避線があり、往時は貨物列車と東海道線の特急が退避したことが想像されます。

関ヶ原－長浜・米原間の路線改良
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/study/gifu_mino_hida/04toukaidou_line_09.htm

地図閲覧サービス 2万5千分1地形図名： 関ヶ原(岐阜)
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=352041&l=1362408