北
荒川岳からは、いったん150メートルぐらい下ってから、新蛇抜山に向かって登り返す。このあたりの尾根は、少し二重稜線になっていて、尾根上に窪地や凹地がある。登りになると規模は少し小さいが、マルバダケブキの黄色の花が咲いている。
縦走路は、新蛇抜山の山頂を通らずに
静岡県側を巻いていく、山頂を過ぎて少し進むと展望の良い小岩峰に着く。南北に二つの峰があり、休憩するのに丁度よい。時刻は8時を過ぎた頃だが、空気が乾燥しており青い空が遠くまで広がっている。
大井川の源流部にあたる
間ノ岳から、西
農鳥岳に続く尾根が真近に見えるが、まだ高度差がずいぶんある。