空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

国立環境研究所 公開シンポジウム

 アジア地域の人口増加と経済発展が、環境に与える無視できなくなっていることが実感できた。
 講演では色々と知らないことがあった。
 国内でのペットボトルや家電製品のリサイクルの仕組みが、経済発展の著しい中国の需要で成り立たなくなっていること。
 成層圏のオゾンは紫外線の影響から生物を守る良いオゾンだが、対流圏のオゾンは、経済活動による窒素酸化物から生成され、光化学スモックに元になるオキシダント活性酸素)になり、生物に悪影響を与え、日本は中国で発生する窒素酸化物の影響を受けていること。
 その中国のチベット高原の草原は、温暖化効果のある二酸化炭素を、土壌中に大量に蓄積していること。
 温暖化の影響で、熱帯の病気のマラリアの流行が日本でも危惧されていること。

国立環境研究所 公開シンポジウム
http://www.nies.go.jp/sympo/2006/index.html#program