鷗外温泉 水月ホテル鷗外荘 福の湯

　モノレールの下を通って進むと先にあるビルに鷗外温泉の文字があり、森鷗外ゆかりの水月ホテル鷗外荘に着きました。ホテルの玄関を入ると横にフロントがあり、普段の１１時からの日帰り入浴の料金は1,500円ですが、温泉博士４月号の割引券で500円になりました。
　浴室のある隣の建物に向かう途中の中庭には、森鷗外が舞姫を書いた旧宅があり中を見学できるようになっていて、入ってみると床の間や額のある部屋から庭の景色が見えて、都会のビルの中にあるのを忘れてしまう雰囲気です。浴室は、隣の建物の階段を上がって廊下を進んだ一番奥にあり、古代檜風呂の「檜の湯」古代檜風呂と大理石風呂「福の湯」が男女別に日替りになっています。
　脱衣場の入り口にセイフティボックスがあり、脱衣場には籠が並んでいて、浴室に入ると片側がカランで反対側が広い湯船があり、温泉は茶色で湯口から加温した熱い源泉が時々流れてきます。
　先に入っていた人が出ると貸切で、静かな湯船に浸かっていると温泉はやや熱めなので、長く入っているとのぼせてくるので、カランの水をかぶって何度か温泉に入って、湯上りに、脱衣場にあるマッサージチェアでのんびりしました。
　黒湯の温泉としては普通なので料金は1,500円は高いので、その分空いていて穴場です。上野で温泉に入るなら近くにある黒湯の銭湯の六龍鉱泉がよいでしょう。

水月ホテル鷗外荘
http://www.ohgai.co.jp/spa.html