アスペリティマップ

引用　東京大学地震研究所、東北大学

　アスペリティとは、「通常は強く固着していて，あるとき急激にずれて地震波を出す領域」とのことで、三陸沖の過去の地震の分析で、その分布図ができていて、「個々のアスペリティが単独で動けばM7 クラスの地震で，複数のアスペリティが連動するとM8 クラスの地震になる」ことが分かっていたとのことです。
　3月9日のM7.3の三陸沖の地震は、ひとつのアスペリティが動き、3月11日の地震は複数のアスペリティが連動して起こっています。

東北地方のアスペリティマップ
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/KOHO/KOHO/34/34-1.html

2011年3月9日 三陸沖の地震（M7.3）の特集
http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/info/topics/20110309_news

2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震　アニメーションでアスペリティの連動が分かります。
http://seismology.harvard.edu/index_jpn.html