品川区の銭湯 松の湯

　ふるさと渋谷フェスティバルに行った後は、山手通りを南下して目黒区から品川区に入り高架駅になった東急目黒線の不動前から坂道を上った先の学校のグランドの向かい側に、唐破風と千鳥破風が重なった立派な玄関の松の湯に着きました。
　玄関を入るとフロント式で、元は番台だったところを改装したようで、脱衣場の天井は見事な格天井、茶色の木の床がピカピカに磨かれていい色に光っていて、ロッカーの中央は二段に扉が一つあり、荷物が多くても出し入れが楽です。浴室に入ると正面は、西伊豆の浜辺から見た富士山で、女湯の方は能登の軍艦島が見えています。中央二列のカランが並び、木製の湯桶が置いてあり、新しく改装されている湯船は３つあり、浅い方と中央の円形のジェットがやや熱め、深い方は４５度の熱めとなっています。利用しているのは地元のお年寄りで、全体の造りが立派で手入れが良く行きとどいていて、駅から遠いですが東京の銭湯の造りが良く分かるお勧めの銭湯です。

品川区西五反田６－１８－３
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