塩尻市 信州健康ランド

　中央アルプスの縦走を終えて、中央本線の須原駅から松本駅行きの電車に乗り、塩尻駅の二つ先の村井駅で下車し、信州健康ランドに向かいます。駅を出て塩尻方面に線路沿いを進み石油精製所の隣を通って、最初の踏切を渡るとビジネスホテル風の建物が見えてきます。ゆっっくり歩いて徒歩１０分ぐらいでしょうか。
　入館料は1,995円で、朝までいると深夜割増し1,050円です。温泉王国の信州ですが、健康ランドとしての施設としてはレベルが高く、各種の風呂やミニプール、高温、低温と塩サウナ、壺風呂や、人工硫黄泉の露天風呂まであり、山の疲れを癒します。
　風呂上りに座敷の食事処でメニューを見て郷土料理「山賊揚げ定食」(1,000円)と生ビール(550円)を注文します。出てきたのは、薄く延ばした大きな鳥の唐揚げで、山賊が略奪することを「トリアゲル」に掛けて「鳥の唐揚げ」になったということです。この日は、昼飯抜きで、１２時間近く歩いて来たので、ボリューム満点の夕食になりました。
　無料のマッサージチェアでしばしくつろいだ後は、レストルームは２階と３階にあり、３階の液晶テレビ付きのリクライニングチェアで久しぶりにテレビを見て、隣の部屋のマットで仮眠です。避難小屋の板敷きより格段に快適でした。
　駅から近く、山行の帰りの宿泊に丁度良いので、会員カードを作って今度は525円引きで泊まれます。

信州健康ランド
http://www.kur-hotel.co.jp/shinsyu/ofuro/index.html