空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

長湯歴史温泉伝承館 万象の湯

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 長湯温泉の湯巡り券の最後は、万象の湯に行きました。今までは共同浴場風の100円から200円の温泉でしたが、万象の湯は500円で、最後にとっておきました。場所は、千寿温泉から長湯温泉に戻る途中の県道の脇にあります。
 そろそ夕闇がせまって風情ある庭を通って奥にあるフロントがあり、廊下を通って温泉のある建物に向かいます。浴室は、中央に大きな浴槽があり、高めの源泉が掛け流されています。浴槽の底は、温泉成分の析出物がたまってザラザラしていて、源泉の濃さが分かります。源泉から離れると湯温が少し低くなり、溢れた湯は、樋を通って外にある温めの露天風呂に流れて行きます。屋内には、もうひとつ円形の水風呂があり、中央から炭酸の泡が昇っていて、体じゅうも炭酸の泡に包まれます。高温の源泉と、中温の露天風呂、泡の水風呂の間だを何度も往復して、炭酸泉を堪能しました。
 湯上りに脱衣所の昔の長湯温泉の案内図があり、川沿いに温泉街が広がっている様子が分かります。明礬、加里、石膏、苦土、重曹など昔の呼び方の成分分析が載っていました。隣の宿泊施設の部屋が休憩所として使えるので、湯上りにコーヒー牛乳を飲んでくつろぎました。

長湯歴史温泉伝承館「万象の湯」
http://nagayu.fan-site.net/bansyou/

明治の温泉分析表
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/kumao_meiji_data/bunsekihyo1.htm