新橋 ガネー舎

　新橋駅の下を通っている第一京浜の浜松町駅の方に向かって、最初の交差点のコンビニの一つ裏の通りにガネー舎の看板が出ています。実際の入口は、少し先で、駅からゆっくり歩いて５分ぐらいでしょうか、狭い階段を降りていくと象が出迎えてくれます。札幌名物スープカレーの店とのことですが、スープカレーというのを食べたことがありません。どんな味かと思い寄ってみました。
　夜の６時頃に行くと　カウンターとテーブル席の店内は、隠れ家のような雰囲気で、まだお客はいません。メニューは、とりカレィ、やさいカリィとあって、両方味わいたいと思いとりやさいカリィ(1,250円)を注文します。更に辛さをお求めの方向けガネーの心臓(100円)と、更にコクをお求めの方にとあるスペシャルマサラ(100円)を追加します。
　待つ間だに札幌のスープカレーの店を写真で紹介した本など読みながら、どんなカレィか期待が膨らみます。１０分ぐらいで、プレートに乗ったスープカリィと、ターメリックライスがやってきました。カレィは、スープに大きな野菜が入っていて、大きなとりもと二つ入っています。全体に粉のスパイスがかかっています。食べて見ると、スパイスの辛さと、漢方薬の苦味が合わさって複雑な味がします。
　最初は、ごはんとカリィを別に食べていましたが、堅めの御飯はスープに浸して食べると丁度良く炊かれています。テーブルの上にあるマサラを２杯ほどかけると激辛に近くなり、額に汗が浮かんできます。チキンも良く味付けがされていて、美味しくいただけます
　スープカレーと聞いて、薄まったカレーを想像していましたが、スパイス感があり、寒い札幌で生れただけあって体が温まり、外に出てもしばらく寒さが気にならない内燃機関になったようです。冬場にはクセになる味です。

カレースープカリィ厨房　ガネー舎
http://www.kabasawa.jp/curry/tokyo/ganesha/ganesha.htm