21世紀を夢見た日々～日本ＳＦの50年～
日曜日のETV特集で、1963年のSF作家クラブの発足から現在のアニメに至るまでの歴史を放送していた。純文学の批評家から、相手にされなかったSF作家たちが、自らの団体を組織し、初期のテレビアニメ（鉄腕アトム、エイトマン、鉄人２８号など）や、円谷プロと組んでウルトラＱの原作を作ったこと、NHKの少年ドラマシリーズのタイム・トラベラー、なぞの転校生の原作により、テレビの創成期に活躍したこと、1970年の大阪万博に合わせて、米英だけでなく、ソ連のSF作家を招いて 国際SFシンポジウムを開催したことが紹介された。
科学技術の進歩によるバラ色の未来と、公害に代表される負の側面、冷戦下の米ソの核拡散という時代背景から、日本独自の価値観が反映され、現在のアニメに至る原点が、1960年代に創られたことを、残されたオープンリールの録音テープや、８ミリ映写機の映像を使って丹念に描いていた。
ちなみに、SF作家クラブの旗揚げの場所となった台湾料理の老舗は、最近まであったスタジオゼロの近くなので、夜な夜な漫画家を巻き込んで気炎を上げていたのかと想像した。
ETV特集
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
21世紀を夢見た日々～日本ＳＦの50年～
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2007/1021.html
スタジオ・ゼロ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%AD
ＮＨＫ少年ドラマシリーズ「タイム・トラベラー」最終回復活の経緯
http://www.h2.dion.ne.jp/~tinei/tt0.html
科学技術の進歩によるバラ色の未来と、公害に代表される負の側面、冷戦下の米ソの核拡散という時代背景から、日本独自の価値観が反映され、現在のアニメに至る原点が、1960年代に創られたことを、残されたオープンリールの録音テープや、８ミリ映写機の映像を使って丹念に描いていた。
ちなみに、SF作家クラブの旗揚げの場所となった台湾料理の老舗は、最近まであったスタジオゼロの近くなので、夜な夜な漫画家を巻き込んで気炎を上げていたのかと想像した。
ETV特集
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
21世紀を夢見た日々～日本ＳＦの50年～
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2007/1021.html
スタジオ・ゼロ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%AD
ＮＨＫ少年ドラマシリーズ「タイム・トラベラー」最終回復活の経緯
http://www.h2.dion.ne.jp/~tinei/tt0.html
