空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

ブロッキング高気圧

 台風4号は、東シナ海の海水温が高い海域を北上するため、九州近海まで勢力があまり衰えないで接近してくる。台風が大型であることと、オホーツク高気圧と、太平洋高気圧によりブロックされて速度が遅いため、九州南部を中心に800mm以上の大雨になる予想となっている。降り始めからの総雨量が1,000mmを越えるところがあり、土砂災害が起こる可能性が高い。
 全国的に記録的な大雨となった台風として、昭和51年17号台風の例があるが、今回の台風は、同様の警戒が必要である。

気象庁のページ
暴風域に入る確率(分布表示)
http://www.jma.go.jp/jp/typh/typh_prob.html

平成19年台風第4号に関する九州南部地方気象情報 第6号
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_20070713234028.html

災害をもたらした気象事例
台風第17号
昭和51年(1976年) 9月8日~9月14日
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1976/19760908/19760908.html