白金温泉 玉菊湯

白金、高輪というと都内の高級住宅地であるが、意外と交通の便が悪かったが、東京メトロ南北線と都営三田線が開通して、各方面から便利になった。白金高輪駅で降りて、西に向かって白金商店街に来ると、とたんに庶民的な風景が広がる。ここでも店頭で焼き鳥を売っている店を発見、70円なりのレバーとつくねで小腹を満たし、首都高速目黒線の下を流れる渋谷川にかかる四の橋の手前を西に曲がると、丸くて小さな「ゆ」の看板が見えてくる。
　路地の奥のマンションの１階に温泉銭湯の入り口があり、なかはＬ字型で洗い場はこじんまりとしているが、　全体に新しい設備になっている。ふたつある内の１つが黒湯で、広くて浅い湯船は熱めで、勢い良く泡が湧いている。湯船の蛇口からは黒湯がそのまま出るようになっている。
　ここの黒湯が、港区の温泉銭湯でも一番すべすべしていて気に入った、湯上りも暫く汗が引かなかった。
　帰りは、四の橋のバス停から、広尾と通って渋谷行く都営バスで帰途についた。

白金温泉　玉菊湯
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