空も山も風も

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ホッケースティック論争

 温暖化のことを調べていると、ホッケースティック論争というのがあると知った。ホッケースティックとは、過去約1千年の全地球あるいは北半球の平均気温が、20世紀にはいって急激に上昇するグラフをさす比喩という。
 20世紀の平均気温の上昇が自然の変動か、工業化に伴う人為的な変動かを判断するため、気象観測記録がない19世紀以前と比較するため、平均気温が指標となっている。
 学術上の論争は、過去の平均気温の推定データと、統計手法の違いであるが、過去400年に限れば、20世紀が目立って暖かいと言えるという。
 結局、気象観測記録がある20世紀のデータを使って、計算機上にデータモデルと物理過程を記述するアルゴリズムを作成し、計算機シミュレーションで21世紀の気候を予想することになる。その時、平均気温だけでなく、分散がどうなるかを知りたいと思う。

ホッケースティック論争
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/memo/hockey.html