空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

大雪山への道

 東京から北海道へは、飛行機で行くのが常識であるが、18切符を使ってJRを乗継いで旭川についたのは、東京を早朝にたってから翌日の朝だった。旭川から旭岳温泉に向かう旭川電気軌道バスは、片道が無料で運転されている。そのまま縦走すると、ロープウェイにも帰りのバスにも乗らないので、ありがたく只乗りさせてもらう。
 ロープウェイ駅の終点から、登山道をゆっくりと歩き始める。今回の荷物は、縦走用の食料6日分と、シュラフ、ガスボンベ、コッヘル、ゴアテックスの合羽、ツエルトのフル装備で、遠く十勝岳を目指す。
 経験的に荷物が15kgを越えると登高意欲が減退して、下山意欲が増すので、できるだけ軽量化したがやはり重い。
 姿見の池のあたりで噴気が上がっているあたりから旭岳の山頂は、ロープウェイで来られる観光地である。旭岳の山頂から裏側に下った鞍部が、旭裏キャンプ指定地で雪渓の横の砂地にツエルトを張る。この鞍部は、風の通り道になっていて、夜半に結構強風が吹いた。

国土地理院 地図閲覧サービス(試験公開) 旭岳 [北東]
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=65423655&slidex=1200&slidey=0