台風と寒冷渦の藤原の効果
硫黄島の南西の海上にある台風１２号は、975hPaの強い勢力まで発達し、日本の南海上の海水温の高い領域を通過して最盛期の965hPaの勢力を保ったまま関東地方から東海地方に接近、上陸する予想になっていて、土日のイベントに影響が出そうです。
日本の南海上には、偏西風の蛇行から切り離された寒冷渦があり、高層天気図のC（寒気）に対応し、水蒸気画像で低気圧性の循環がよく分かり、台風と寒冷渦の藤原の効果により、寒冷渦の周囲を台風が北上し、太平洋高気圧に行く手を阻まれて西に進むコースをとり、７月は南海上で迷走する台風が多いですが、見たことがない事例です。
台風情報
https://www.jma.go.jp/jp/typh/1812.html
