文京区の銭湯 白山浴場

　光楽湯が廃業していたので、坂を上った台地の反対側にある白山浴場に向かいます。台地の上は昔の町名で戸崎町というようで、台地が突き出た崎のような地形です。坂を下って台地の淵に沿って進むとビルに煙突があり、大きな暖簾のかかった白山浴場が見つかりました。
　玄関は一段下でフロントがあり、どちらの扉が男湯か女湯かよく分かりません。玄関の下足箱が右側が黒で、左側が赤だったので、右側が男湯で正解でした。ビルの中なので脱衣場の天井は高くありませんが、設備は新しい感じで、浴室は中央にカランが一列で、抽象的なタイル絵の前にやや熱めの広いバイブラと、深い方はぬるめの日替わりの薬湯でこの日は、緑色のよもぎの湯でした。
　利用しているのは近くのお年寄りが数人で、長いこと歩いてきた汗を流して、ぬるめのよもぎ湯でくつろいで、冷房の効いた脱衣場で涼んでから外に出て、ビルの間の満月を追いかけて、途中でビールを仕入れて、一駅隣の春日駅から大江戸線で新宿に出ました。

文京区白山２－７－１
http://maps.google.co.jp/maps?q=%E6%96%87%E4%BA%AC%E5%8C%BA%E7%99%BD%E5%B1%B1%EF%BC%92%EF%BC%8D%EF%BC%97%EF%BC%8D%EF%BC%91&hl=ja&ie=UTF8&ll=35.717075,139.74884&spn=0.009582,0.023174&sll=35.717667,139.751029&sspn=0.004791,0.011587&gl=jp&brcurrent=3,0x60188db6caf51b89:0xe3719b0f1d0d26bc,0&z=15