空も山も風も

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周波数変換所

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出展 Wikipedeia

 糸魚川富士川のラインを挟んで、西日本では60ヘルツ、東日本では50ヘルツの商用電源が使われていますが、元は明治時代に東西でドイツとアメリカから発電機を別々に導入したために、日本は国内で二つの周波数が使われている特異な国で、両者の電力を融通するには、交流から直流に変化し、周波数の異なる交流に戻す変換が必要です。
 国内では、佐久間変電所30万kW、新信濃変電所60万kW、東清水変電所10万kWの能力しかなく、西日本に電気が余っていても、東日本に十分に電力が供給できない状況が続いています。
 停電に弱いコンピュータは、夏場の電力ピークを考えると、今から西日本のデータセンターに移転するところが出そうで、また、工場設備の稼動も西日本に偏りができそうです。

商用電源周波数
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E7%94%A8%E9%9B%BB%E6%BA%90%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0