世田谷区の銭湯 松の湯

　つばめ湯に入った後は、奥沢駅に続く商店街を進み、奥沢駅から南に続くから少し入ったところに松の湯がありました。入り口の扉を開けると番台を低くしたフロントで、脱衣場にあるロッカーを見ると鍵がなく、番台で鍵をもらうのを忘れたと思って聞いてみると、下足箱の鍵がロッカーの鍵と同じで、そのまま使えるという珍しい方式で、下足札を無くさず合理的です。ただ、ロッカーの位置が分からないので下足札の番号によって下段になった場合、荷物が取りにくいのが欠点です。
　浴室に入ると中央に二列のカランで、広々としていて、奥に３つの湯船が並び、広い方は中温で横からジェットが出ていて、中央が円形のジェット、深い方は熱めでバイブラになっています。利用しているのは地物のお年寄りですが、入っている人が少ないので、今後が気になります。奥沢から田園調布にかけては、高級住宅街ですが、意外と庶民的な銭湯が残っているのに関心しました。
　帰りは、新しくなってホームドアが設置された奥沢駅から目黒線で田園調布駅乗換えで急行で渋谷駅に出ました。

世田谷区奥沢4－24－2
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