江戸川区の銭湯 鯉の湯

　松江線の鉄塔の傍を通って北に向かうと、ちょっと寂れたアーケード商店街があり、川跡らしいカーブした道を通り、首都高速小松川線と京葉道路を越えた先に立派な造りの鯉の湯がありました。開店直後の２時半過ぎに行くと、無料券を持った近所の年寄りが結構入っています。番台と各天井のレトロな雰囲気で、浴室に入ると正面に女湯との境に聳える富士山と渓流のペンキ絵で、古くからの白いタイルが使われているようです。湯船は浅い方が４３度、深い方が４５度ぐらいの高温で、井戸水を使っているようで、少し色づいている感じです。この日は月１回のグレープフルーツ湯で、袋にから柑橘系の香りがします。地元の人以外は、利用する人は少なそうですが、昔ながらの雰囲気を残す銭湯でした。

江戸川区中央２－１５－３
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