大田区の銭湯 第一京浜浴場

　西大井駅の近くのタマンでカレーを食べた後は、品鶴線の東側に続く商店街を進み、やがて住宅地になって台地を下って大田区に入り、馬込銀座の商店街から環七沿いに少し進んだ先を入ったところに第一京浜浴場がありました。玄関は、千鳥破風の立派なつくりで風格があり、近くを通っているのは第二京浜なので変だと思ったら、以前は京浜浴場がたくさんあって、その一番目の意味のようです。
　木製の引き戸を開けると番台で天井の高い内部は蛍光灯が少ないので薄暗い感じです。時間は８時過ぎですが、先客２人が帰るとだれもいなくなり、浴室も蛍光灯が１箇所切れていて、高い天井はカーブした造りで、ペンキがはげて、侘しい雰囲気です湯船は２つで広い方は４３度ぐらいの熱めで２箇所のジェットがあり、いつのものか分かりませんが明電モートルの宣伝があり、端が仕切られていて打たせ湯の装置がありますが湯が出てきません。深い方は、飛切り熱く５０度近くあり１０秒も入っていられません。入口近くに一人分のシャワーブースがあるので、水を浴びて再び入りました。
　立派な建物のレトロな銭湯ですが、利用者が少ないようで、いつまで続くか分かりませんが、ある意味貴重な銭湯でした。

大田区山王２－４２－１０
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%B1%B1%E7%8E%8B%EF%BC%92%EF%BC%8D%EF%BC%94%EF%BC%92%EF%BC%8D%EF%BC%91%EF%BC%90&lr=lang_ja&ie=UTF8&hq=&hnear=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%B1%B1%E7%8E%8B%EF%BC%92%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%94%EF%BC%92%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%90&gl=jp&ei=gYCbS7vbKMGOkQWs4cXSAQ&ved=0CAcQ8gEwAA&ll=35.595518,139.725409&spn=0.011167,0.020986&z=15&brcurrent=3,0x60188a9c84af26fd:0x4d8ee6d59d6b0f60,0