四万温泉 上の湯

　温泉街を歩いて来たらすっかり冷え込んできたので、早く温泉に入りたいと思っていると、足湯のすぐ先に共同浴場の上の湯がありました。新しい建物で、営業開始の９時過ぎなので誰もいません。脱衣所は箱ロッカーだけで、浴室に入ると小さな湯船が二つあり、温泉は無色透明でわずかに硫黄の匂いがして、源泉の注ぎ口には、析出物が堆積しています。
　温泉に浸かると、朝早かったので眠さと、外の寒さを忘れて極楽です。湯船は小さいので足を曲げて二人入れるほどですが、貸切なので対角線に足を伸ばして、やや熱めの温泉にじっくりと入りました。営業時間が９時から３時と短いですが、朝と夜は地元の人専用となるようで、昼間の間は寸志温泉として開放しているようです。

地図閲覧サービス 2万5千分1地形図名： 四万(高田)
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=364053&l=1384650