武蔵野市の銭湯 武蔵野浴場

　ムンタージでカレーを食べた後は、五日市街道を西進し、一本北にある通りに面してある武蔵野浴場に向かいます。この銭湯、レトロなつくり、長年大勢触って磨り減った取っ手で扉をあけると昔ながらの番台で、ニスで光った床や、天井を見ると丁寧に維持されているのが分かります。
　浴室の正面には、女湯と男湯の間に大きなペンキ絵の富士山が聳えていて、富美浜　早川と書かれています。浴槽は、深い方と浅い方が繋がっていて、浅い方にはジェットがあり、４２度ぐらいの中温で、この日は黄緑色のはちみつプロポリスという薬湯でした。脱衣所に５０円の箱型サウナがあり、２つのシャワーブースは、水とお湯が出ます。
　このあたりは、駅から遠いですが、商店街もあり、昔から集落の中心だったようです。後で調べると、ペンキ絵師の早川氏は、今年４月に逝去されたとのことで、伝統的なペンキ絵も存亡の危機にたたされています。遺作の立派なペンキ絵がいつまでも見られるように、銭湯を続けてほしいものです。

武蔵野市緑町１－６－２５
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E6%AD%A6%E8%94%B5%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%B7%91%E7%94%BA%EF%BC%91%EF%BC%8D%EF%BC%96%EF%BC%8D%EF%BC%92%EF%BC%95&lr=&ie=UTF8&split=0&gl=jp&ei=_cNUSpDFII7s6gO-5LRo&ll=35.717685,139.561536&spn=0.006324,0.00927&z=16&iwloc=A