十河信二記念館

　伊予西条駅の隣には、地元出身の元国鉄総裁の十河信二記念館があり、四国鉄道文化館が併設されています。内部には、初代の新幹線の先頭部分と、四国で活躍したディーゼル機関車が展示されています。四国には、新幹線は走っていませんが、十河（そごう）総裁の時代に計画が推進され「新幹線の父」と呼ばれています。
　四国の鉄道は、蒸気機関車が廃止された無煙化の後も、電化区間がなく気動車王国でしたが、瀬戸大橋が開通した後、国鉄からJRになってから電化が進みました。
　瀬戸大橋の鉄道併用部は、新幹線も通れる構造になっており、大鳴門橋も下部に鉄道を通す設計になっていますが、明石海峡大橋は、道路単独橋のため四国新幹線の構想は、実現していません。現在では、フリーゲージトレインで、新幹線から在来線に乗換えなしで直通する計画があります。

十河信二記念館
http://www.city.saijo.ehime.jp/kankou/tetsudo2.html

計画変更
http://www.kochinews.co.jp/rensai99/musubu17.htm

四国フリーゲージトレイン導入期成会
http://www.pref.kagawa.jp/kotsu/freegage/