調布市の銭湯 宮乃湯

　京王線の西調布駅で下車して、駅から南に続く商店街を進み、商店街が二手に分かれるところを左に進み、広い道路を渡って住宅地になっても道なりに進むと、台地から多摩川に向かって下り坂になり、その先のコンビニを右折し、駅から徒歩１０分ぐらいで宮の湯に着きます。調布駅や飛田給駅から１時間に２本ぐらいバスがあり、第五中学校前のバス停のすぐ前です。
　宅地化が進んでいますが、周りには畑が残っていて、敷地が広くて１０台以上停められる駐車場があり、正面から見ると立派です。建物は銭湯の作りですが、中は新しくなっていますが、脱衣所には、「板の間稼ぎが横行しているので、貴重品は番台に預けてください」という調布狛江浴場組合の貼り紙が残っています。
　浴室は中央の壁ぎわにあり、ブロックで羽を広げた鶴の絵があり、二人分の寝風呂、二人分の座風呂、オゾン・麦飯石の深い浴槽があり、ここでもコミカ風呂と書かれています。温度はどれも４２度ぐらいの中温で、別料金(700円)のサウナと、２０度ぐらいの水風呂と、外気にあたれる椅子のある中庭があり、広々としています。
　座風呂は浅いので、寝風呂と水風呂を往復して、最後はオゾン・麦飯石の湯で暖まってから上がると、脱衣所に良くある20円入れると動くドライヤーが無料で、奥には喫煙所を兼ねたテレビのある大きなソファーがあり快適です。
　帰りは、先ほどとは別の道を通って駅に戻ると、二手に分かれた商店街の別の道に出て、一寸した旅行気分を味わえました。

風呂屋のおやじの番台ブログ
盗難はねえ
http://soryusha.com/1010/bandaiblog/2007/01/

板の間稼ぎ
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