空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

霧島連峰の縦走

 霧島連峰を縦走する日の朝、連休後半は高気圧に覆われて晴天のはずなのだが何故か霧。ともかく登り始める。最高峰の韓国岳1,700m(晴れた日は韓の国が見えるとの伝説からこの名がついた?)は、ガスの中だった。気をとりなおして、獅子戸岳に向かって下っていくと、1,500mから下はガスがきれて展望が広がった。振り返ると韓国岳の山頂だけが雲に覆われている。やがて琵琶池を左に見ながら獅子戸岳に着くと、目の前に新燃岳の丸い火口が広がっている。火口の淵からは、噴煙と深緑の火口湖が間近に見える。
何度も爆発して登山規制が出されているので不気味である。韓国岳にはまだ雲がかかっているが、やっと晴れて正面にこれから登る高千穂岳が大きい。ここから先は、なだらかな道を中岳の火口を見ながら高千穂河原に下っていく。
 高千穂河原から、まずは御鉢への登りにかかる。火山礫の急な登りで崩易い斜面を苦労して登る。お鉢の淵に着くと、噴煙を上げている火口が良く見える。一旦、山頂との鞍部に降りて一休み。ここからまた、急な砂礫の登り「天の逆鉾」がある山頂についた。

霧島連峰の衛星画像
Googleマップ
http://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&t=k&om=1&ll=31.930312,130.864334&spn=0.036276,0.05785

国土地理院 地図閲覧サービス(試験公開)
韓国岳(からくにだけ)、大浪池、琵琶池
http://watchizu.gsi.go.jp/cgi-bin/bl.cgi?b=315617&l=1305144
新燃岳、中岳
http://watchizu.gsi.go.jp/cgi-bin/bl.cgi?b=315442&l=1305258
高千穂峰、お鉢
http://www.google.co.jp/maphp?hl=ja&q=&t=k&om=1&ll=31.885283,130.916605&spn=0.036294,0.05785
http://watchizu.gsi.go.jp/cgi-bin/bl.cgi?b=315308&l=1305451