杖立温泉 流泉湯

　杖立温泉の川沿いに進むと河原に降りる階段の先に流泉湯の看板があります。時刻は朝の７時で、扉を開けると地元の人が朝風呂に入っていて、心よく中に入れてもらいました。料金２００円を料金箱に入れ、ロッカーと浴槽があるだけの簡単な作りです。
　浴槽は、熱い源泉と水を調整して温度を調整するようになっていて、少し不透明で塩分が感じられます。先に入っていた地元の人は、県外に出ていて帰省中で、鯉のぼりのことを聞くと、町中総出で鯉のぼりの上げ下ろしするが、観光客で潤う旅館や商店と、一般の家があるので、難しいこともあるとのことでした。昔はもっと共同浴場があったが、だいぶ減ったということです。
　先に出ていった地元の方から、出るときに電気を消して、南京錠をかけるように言われます。カギは、どこかで管理されているので、半地元専用で、タイミングよく地元の方が入っているときだけカギが開いていて利用できるようで、朝からラッキーでした。湯の温度を熱めにして入ると、一日の活力が蘇る気がしました。