空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

技研公開

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 昼頃雨が上がったので、技研公開に行ってきました。2025年の実用化を目指すスーパーハイビジョンの展示が入口から続いています。撮影カメラとともに伝送装置がすごいことになっています。今回は、家庭でスーパーハイビジョンを見るときの体験展示があります。現在の放送の縦横それぞれ4倍の解像度と、液晶テレビを4つをつないで表示し、24台のスピーカーが周囲に並んでいます。オープンな環境で周囲の雑音があるので、臨場感はあるものの大音響というわけではありまえん。
 衛星放送は、降雨での減衰があり、地上波は、ビルや建物で反射するマルチパスの問題があり、安定して放送を受信する仕組みの展示がありました。また、緊急地震速報対応の目覚まし時計は、通信回線より電波の方が、伝達の遅れが小さいとのことで、テレビや携帯に標準で搭載される日も近そうです。
 スーパーハイビジョンシアーは、日本遺産という北海道の風景のコンテンツですが、自然相手だと動きが少なく、解像度を見るのは良いのですがちょっともの足りません。蒸気機関車が鉄橋を渡る通過音は、さすがに22.2チャンネルです。2年前に見たニューヨークのタイムズスクエアの雑踏を写した映像を見て、旅行に行く必要がなくなると感じたことを思いだしました。
 レンズのマトリックスで、3次元立体映像を再現する試作装置や、霧を通して見えるミリ波カメラ、0.2ルクスで写る浜ホトの光電子管カメラ、ハイビジョン用の単版式カメラ、12台のカメラを使ったマルチアングルカメラ、ハイスピードCCDカメラなど、面白いものが沢山あり、閉館時間まであっとゆう間でした。