幡ヶ谷 ダルビッシュ

　ダルビッシュといえば投手ですが、京王線の幡ヶ谷駅の北口の階段を上ったところのビルの暗い通路の先にあるインド料理の店の名です。カウンターだけの１０席ぐらいの店で、店頭にある自動販売機で食券を買って、狭い店内に入ります。表の看板のメニューは、チキンカレーのサラダ、ナンまたはライス付きで680円からで、マトンカレー(780円)をナン、激辛(very hot)で注文します。
　カウンター席なので、厨房が目の前です。鍋に棚の上からスパイスと、カレーのルーを入れて煮立てているのが良く見え、奥にはタンドリーもあります。店内はインドの音楽と、正面のテレビでインドの映画が流れています。１２時４０分ぐらいの店内は、半分ぐらい席が埋まる程度です。
　注文から５分ぐらいで、目の前で焼きあがったナンと、カレーが皿に移されます。皿は小さめで、カレーがこぼれそうです。ナンは膨れています。激辛で注文しましたが、それほどの辛さではありません。テーブルのペッパーを投入です。ナンの味は値段を考えると普通でしょうか。マトンのブロックが３個入っていて、マトン特有の臭いが少し残っているように感じました。あまり、日本人向けの味にしていない気がします。
　今までこの店に気がつきませんでしたが、この値段でインド料理店のカレーとナンが食べられるので、気に入りました。会社からの帰りが遅くなったら寄りそうです。
　ちなみに、１２時から営業している銭湯の観音湯は、この先の谷間の路地を下って３分ぐらいで着きます。