快速 シーハイル号

　新潟県の温泉めぐりの続きです。毎年、冬のスキーシーズン限定で上越線の石打駅から、大宮駅まで快速シーハイル号が運転されています。在来線の列車でスキーに行く人は少なくなり、夜行のシュプール号は廃止されたので、現在では数少ないスキー列車です。
　越後湯沢駅で自由席２両の７割ぐらいの乗車で、越後中里駅でほぼ満席になりました。快速なので、水上駅、渋川駅、新前橋駅と主要な駅しか停まらず、大宮駅まで直通するので、新幹線と比べれば時間はかかりますが、スキーの荷物があるときは便利です。
　「シーハイル」という言葉は、ドイツ語のSchi Heilで「スキー万歳」の意味で、万歳というと「ハイル　ヒットラー」を想像したりします。もう死語ではないでしょうか。スキーや山の用語は、ドイツ語から輸入された言葉が多く使われています。
ゲレンデ、ストック、シュプール、アイスバーン（和製独語らしい）、シュラフ、コッヘル、アイゼン、ザイル、ピッケル、ハーケン、カラビナ、ヤッケ、リュックサック

身の回りのドイツ語（6）－ザイル、ピッケル、リュックサック
http://www.musashi.jp/persons/newjinbun_pub/others/nitta/nitta6.htm