空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

新宿十二社天然温泉

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 西新宿の高層ビルから延びている中央公園を分けている道路の突き当りにあるビルに、新宿十二社天然温泉があります。このビルの裏の坂下には、十二社池(じゅうにそういけ)があり、淀橋浄水場が廃止されて高層ビル街になる頃、埋め立てらてましたが、往時は湧き水をたたえた池の周りは歓楽街であったことは、現在では想像できません。近くのバス停に十二社池の下、十二社池の上があるのと、十二社温泉がわずかに名前を残しています。
 十二社温泉の看板の横から地下への階段を降りていくと、受付があり入浴料(入湯税、消費税込み1,900円)を払うと伝票をくれるので、スリッパに履き替えて浴場の入口で伝票を渡すと、名前を聞かれてロッカーキーをくれます。タオル(200円)、浴衣(100円)は別料金です。
 浴室は、中央に広い黒湯の温泉を使った浴槽があり、黒湯は濃くてすべすべする重曹の成分が多く含まれていて、気持ち良く入れます。湯の温度は43度と少し熱めで、源泉の黒湯がそのまま注がれていあたりは少しぬるくなっています。黒湯は、銭湯などでジェットバスで攪拌すると、独特の植物の腐敗した臭いがすることがありますが、湯が注がれて循環していてるので、温泉の鮮度が維持されてます。
 浴室の外の岩風呂は、黒湯の水風呂になっていますが、地下にあるので洞窟風呂のようです、16度で冬場は外気で寒いので、黒湯が加温して流されていました。サウナもありジャズが流れていますが、それほど広くありません。
 湯上りは、パイプ椅子のあるテーブルで麦茶のサービスがあります。隣は食事処の広間で、レトロ感がある空間ですが、平日の昼間は空いていました。黒湯の温泉の成分は良いのですが、料金1,900円は、最近の施設と比べると見劣するので、入湯税がかからない1,200円以下ならもっと利用すると思います。

之潮
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古地図のある地名辞典
江戸東京・消失地形地名編 その1
http://collegio.jp/?p=86
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