ハルモニアコンサート

　東京フォーラムは今年で１０周年ということで、記念のイヤーエンドコンサートのオープニングに行ってきました。まずは、中庭でオープニングの金管楽器のアコーデオンの演奏があり、場所を屋内に移して、ハンドベルと金管楽器の共演です。このハンドベル、ちょっと変わっていて、澄んだ音のでるベルではなく、スイスみやげのカウベルのような、ちょっと音階が変な素朴な音で、トランペットと掛け合いで、３拍子で忙しくチロル民謡を演奏しています。
　１８時になるとコンサートの開演で、入口で別の金管五重奏団の演奏でお出迎えです。コンサート会場の近くの席は、有料１０００円（ドリンク付き）ですが、周囲の席は、ホイリゲ（ウィーンのワイン酒場）と名づけられた帝国ホテルの料理を買えば、無料でコンサートを聞けます。本場、ウィンナーソーセージとザワークラフト(500円)を食べて、演奏開始を待ちます。
　オープニングは、シューベルトの歌曲で、シューベルト 野ばら、魔王、アヴェ・マリアといった有名な曲です。 魔王は中学生の音楽の時間で聞いて以来でしょうか。フィッシャー・ディスカウの名演奏のＬＰだったと思います。日本語の訳詞で歌うこともありますが、今回は青島広志氏が新訳をしたとのことです。
　無料のコンサートは、３１日のカウントダウンまで毎日あります。

HARMONIA[ハルモニア]’07-’08　光と音のハーモニー
http://www.t-i-forum.co.jp/harmonia/concert/