空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

広河原

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 北岳御池小屋からしばらくして沢を横切るところで一息つく。この先に崩落地があり、その上部を通過するために、しばらく水平の道だったが、急な下り坂を広河原に向かって降りていく。地形図では、道は沢を渡ってから下るように描かれているが、実際は、沢を渡らずに大樺沢沿いの道に合流して、広河原山荘の横に着いた。(新しい地形図では、正しく修正されていた)
 広河原から甲府行きのバスは、広河原ロッジが始発であったが、広河原ロッジが閉館したため、途中の広場がバス駐車場になっていた。ここからは、北沢峠行きの芦安村営バスから変わった南アルプス市営バスも出ている。
 甲府行きのバスは、夜叉神峠までの区画が1車線で狭いので、ツーマン運転で、車掌が乗車している。ガマ口のような黒のバックを肩から提げて、途中の停留所から乗った人には、ちゃんとパンチで穴を開ける車内補券を売っている。ひょっとしたら、日本最後の路線バスの車掌?
 甲府駅に着いたら、この日の最高気温は36度で、4泊5日の山の上が別世界であったことを実感した。

地図閲覧サービス(試験公開) 533842 2万5千分1地形図名:鳳凰山 [南西]
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53384200&slidex=0&slidey=800