空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

有馬療養温泉旅館

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 有馬温泉と言えば、兵庫県の六甲山の裏にある温泉が全国的に有名であるが、川崎市宮前区にも有馬温泉がある。有馬の地名は、昔からあった地名で、有馬温泉と同じ酸化鉄を含んだ赤い湯からその名がついたのだろうか。
 いったんは、源泉が枯れたのを、昭和30年代に井戸水から温泉が出て、現在は旅館の温泉として使われている。
 場所は、田園都市線鷺沼駅か、南武線東横線武蔵小杉駅からバスに乗って、中有馬のバス停で降りるとすぐそばにある。外見は、普通の集合住宅のようだが、有馬療養温泉の看板がかかっている。
 ここの湯は、このあたりでは珍しい含鉄泉で、源泉は透明であるが、空気に触れて暫くすると鉄が酸化して、赤茶色になる。龍の口から垂れている源泉を口に含むと、鉄管ビール(死語)の味、つまり錆びた水の味がする。
 温泉は、毎日入れ替えられているので、加温はしているが、塩素消毒をしていないという。源泉の湧出量が少ないのが難点だが、赤茶色の湯は、本場の有馬温泉に似ている。
 日帰り入浴料金は、2時間で1400円で、手拭とバスタオルを貸してくれ、二階の部屋を、休憩室として使うことができる。以前は1700円だったが、川崎市が1500円以上に入湯税をかけることになったので、値下げしたようだ。
 2時間だと中途半端なので、3時間とするとゆっくり出来る気がした。

有馬療養温泉旅館
http://www.h6.dion.ne.jp/~a-onsen/higaeri.htm
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.34.7.131&lon=139.35.22.435&sc=3&mode=map&type=scroll