空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

麻布十番 越の湯

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 麻布というと都心の超一等地だが、六本木から坂を下った麻布十番あたりは、庶民的な商店街が続いている。少し前までは、都心でありながら、バスでしか行けない陸の孤島だったが、今では東京メトロ南北線と、都営地下鉄大江戸線の駅が出来て便利になった。
 駅から麻布十番の商店街を六本木方面に歩くこと5分、交差点の角のビルに越の湯があった。中に一歩入ると、普通の銭湯の作りになっている。二つある湯船は、両方とも黒湯で、地下の500メートルから汲み上げているという。
 黒湯特有の滑り感があり、温度計は46度を差していて熱めだが、この温度でも入っていられる。
 風呂上りに外に出ると、坂の上に六本木ヒルズの威容が見えるが、商店街を少し歩くと、鶏肉屋が焼き鳥を売っている。レバーとつくね1本120円なりの焼き鳥を買って、パティオ(広場)のベンチで、風呂上りのビールと一緒に食べたら、さすがに鶏肉屋でだけあってうまかった。