久が原湯

　本門寺の裏手にまわって次は、久ヶ原湯に向かう。第二京浜と呑川が交差する地点から上流に向かって進むと久ヶ原湯の名前が書いてある煙突が見える。３つ目の橋を左折すると、赤外線サウナ、スチームサウナ、水風呂、岩風呂、超音波風呂と書いた銭湯に着いた。
　久が原というと、池上線の沿線では高級住宅地もあるが、このあたりは工場や住宅が並んでいる。ここの銭湯は、料金(430円)でドライサウナとミストサウナに入れるので、１５時半の開店（休日だから早いのだろうか？）と同時に近所の人が、三々五々やってくる。
　黒湯の温泉は、熱い湯船と、ぬるめの岩風呂と、水風呂に使われている。水風呂は、蛇口から麦茶色の源泉を入れられる。１５０メートルから汲み上げた井戸水で、１８度というのは、夏は冷たくて気持ちいい。全体に色々な設備があって手狭だが、銭湯料金で、サウナから温泉まで楽しめてお得である。
　帰りは、第二京浜にある地下鉄の車庫の先にある都営浅草線の西馬込駅まで歩いたが、池上線の久が原駅よりは、いくらか近かった。

久ヶ原湯
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