空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

伊吹山

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 新幹線で関ヶ原のあたりにさしかかると伊吹山が良く見える。冬の季節は、琵琶湖を越えた季節風で雪化粧し、中腹までスキー場になっていて、山の反対側は、石灰石の採掘で切り崩されていて、秩父武甲山のように、いつか山頂が低くなるかもしれない。
 伊吹山の山頂の直下まで自動車道が通じているので簡単に登れるが、それでは面白くないので、2002年の五月晴れの一日、伊吹山の登山道を登った。
 品川発の臨時大垣行きから乗り継いで、近江長岡駅で下車、登山口行きのバスを降りると、セメント工場に続くベルトコンベアが伸びている。集落の中を進むと、登山口に着いた。ここの標高は約200メートルなので山頂の1377.3メートルまで1000メートル以上の登りになる。しばらく森の中を進むと、スキー場の草原の斜面になり、六合目あたりまでスキー場の中を歩く。
 六合目から先は、斜面がだんだん急になるが、石灰岩の質のせいか背の低い潅木が続いていて、眺めが良い。登るにつれて琵琶湖の湖岸が見えてくる。最後の急な斜面を登りきると、なだらかな山頂の一角に着いた。

国土地理院
地図閲覧サービス(試験公開) 関ヶ原 [北西]
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=53360350