保存林のサクラ（４）

　保存林は以前来たときより拡張されていて、谷を越えた先まで道が伸びている。途中、和紙の原料になる三椏（みつまた）の花が咲いていた。その先の園地には、遅咲きのサクラが集まっていて、ここにも色々な種類のサクラが咲いている。
　ソメイヨシノは、クローン植物で子孫をつくる能力がなく、人工的に接木で増やし遺伝子が同じなので、ソメイヨシノの開花時期が、生物季節観測の対象となるが、ソメイヨシノが散った後も、サクラの品種が違うと開花時期が異なるので、保存林の景色も日々変わっていく。

主な種の開花状況
http://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/kaikajoukyo/kaika20070416.htm
ソメイヨシノの誤解
http://hccweb5.bai.ne.jp/nishicerasus/gimon10/treedrgokai2.html