空も山も風も

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地震被害と電力消費量

 昨日のNHKのセイエンスZEROで、地震の被害を電力消費量から推定する研究を紹介していた。電力の消費量は、リアルタイムに電力会社で監視されており、一般家庭、事務所、商業施設、工場での1日の消費パターンと、地震発生時の消費電力の地域的な乖離により、被害の程度を推定できるという。
 地震被害の大きなところから、発生直後の状況が得らないことが多く、周囲の被害から推定することになるが、この方法であると被害状況の早期の把握と対策が期待できる。

電力供給量の変動を利用した地震被害把握手法の検討
http://www.kedm.bosai.go.jp/~yhada/papers/2004IIS.pdf