空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

スーパーセル

 佐呂間町で発生した竜巻を発生させたスーパーセルを雲解像モデルで再現したとの発表があった。

水平分解能5 km  強い降水強度の領域が再現さない  (気象庁メソモデル)
水平分解能1 km  レーダー観測より若干広くなっている
水平解像度250 m レーダー観測とほとんど一致

「水平解像度1 km」の計算量は、「現在の気象庁スーパーコンピューターの約100 倍(地球シミュレータの約48倍)の性能を持つものが必要となります。」とある。
 水平分解能が5倍向上すると、計算するデータ量が南北5倍×東西5倍×鉛直方向4倍=約100倍になる。

気象庁のページ
佐呂間町で発生した竜巻をもたらした積乱雲の再現実験(雲解像モデルによる)においてスーパーセルを確認
http://www.jma.go.jp/jma/press/0611/17a/mri20061117.html