引用 FNMOC 赤外線画像 10月5日22時
気象庁 アジア地上解析天気図(ASAS) 10月5日21時
台風16号は南
海上で消滅したが、そのパワーアシストを受けた
温帯低気圧が発達して、関東、東北から北海道にかけて大荒れの天候になった。
FNMOCの赤外線画像を見ると、台風16号に対応する暖気核(黄色の領域)と、その北に発生した
温帯低気圧の構造に対応した領域(緑色)が重なっているのが分かる。
その後、台風の暖気核は消滅し、
温帯低気圧に暖気が引き継がれて低気圧が急発達した。上空の気圧の谷に対応する低気圧の発生と、台風の北上のタイミングが絶妙に重なり、低気圧が急発達した珍しい事例となった。