空も山も風も

yahooブログから引っ越しました。

予測の可能性

 ECMWF(European Centre for Medium-Range Weather Forecasts)が、240時間後の予想モデルをホームページで公開するようになった。従来は、168時間(7日)後までだったが、10日後まで伸びた。
 現在の気象予想モデルでは、3日(72時間)後までなら予測が可能になっているが、1週間を越える予測の場合、初期値(観測データからの解析値)や、数値演算の精度の制約により、大きく演算結果が変わる可能性がある。その制約を理解して予測結果を利用すれば、役にたつ情報である。

ECMWFのページ
http://www.ecmwf.int/products/forecasts/d/charts/medium/deterministic/msl_uv850_z500!Wind%20850%20and%20mslp!72!Asia!pop!od!oper!public_plots!2006092700!!/

120時間後 Oct.2 日本の南海上に低気圧性の循環発生
240時間後 Oct.7 日本の東海上を通過