烏帽子岳
三ッ岳からは、ジグザグの道を烏帽子小屋目指して下っていく。途中に東側に高瀬ダムが見下ろせる場所があり、少し緑色に濁っているように見える。烏帽子小屋の手前の斜面がキャンプ指定地になっているので、小さな池の近くの高台に荷物を置いて小屋に向かう。ここも水場がなく、水２リットル(400円)とみかんジュース(300円)で渇きを癒す。
テントを張ってもまだ昼過ぎで、時間があるので烏帽子岳へ散歩に行くことにする。まずは、もう食料が少ないので、小屋でカレーライス(1,000円)を頼んで出てきたのはレトルトカレーであるが、特別に山のスパイスが効いているのでうまい。
小屋から花崗岩の風化した道をしばらく進むと、ニセ烏帽子についた。烏帽子岳の岩峰は、東側から上がってくるガスの中から時々姿をあらわす。一度下ってから縦走路から分岐し、岩峰に取り付くと最後が鎖場になっているが難なく山頂についた。狭い山頂の一枚岩に上から、南側に先ほど降りてきた三ッ岳からの縦走路が良く見える。今登ってきた北側は切れ落ちていて、下には小さな池がたくさん見える。
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烏帽子岳 [北西]
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=54375550&slidex=800&slidey=2000
