水蒸気画像を見ると台風としての構造を失っており、ほぼ温帯低気圧化が終わっているが、防災上の観点から現在も台風として解析されている。これは、台風から温帯低気圧に変わるとニュース性がなくなり、報道されなくなることも関係していると思う。 本来は、…

気象庁の予想では、台風１４号は、７２時間後、小笠原諸島の近海まで達する予想となっている。その後の進路はまだ不確定であるが、GFS、ECMWFとも東寄りになり、日本の東海上を進む予想となっている。 東海上を通過する場合でも、梅雨前線に暖気を供給して豪…

１７日に南鳥島の東海上で発生した台風１４号は、やや東進しながら停滞していたが、今後は西進する予想になった。日本の南海上の海面水温はまだ２５度以上と高いので、今後の進路に注意する必要がある。 なお、沖縄近海の海面水温は、台風１３号の通過により…

水蒸気画像を見ると、台風１３号は中心附近の暖気核が消滅し、南側から乾燥域が広がっていて温帯低気圧化が進んでいる。 台風１３号が運んだ暖気により、秋雨前線は北海道まで押上げられた。北海道では、秋雨前線の降雨と、温帯低気圧化した台風１３号の影響…